
血液検査で
肝疾患リスクを知ることができます

この検査は、血液検査で肝臓の炎症の度合いをチェックします。
現在の肝疾患リスクを知り、早期に対策することで肝硬変や肝がんの予防に寄与できます。
肝臓は、再生力が強く、ダメージを受けても元に戻ろうとしますが、肝臓の環境が悪くなると、細胞が壊れたりすることで、炎症が起きてしまいます。
炎症が長い時間続けば、肝臓は炎症による破壊と、その後の修復を繰り返すことで肝臓が固くなる線維化、肝硬変へとつながり、状態改善の難しい場合があります。
肝硬変にまで進行すると年率で数%に肝がんが発生するといわれています。で数%に肝がんが発生するといわれています。
肝疾患ってどんな病気?
肝臓は、栄養分の生成や貯蔵、血液中の薬物や毒物などの代謝や解毒、
胆汁の産生、身体の中に侵入したウイルスや細菌による感染の防御など
さまざまな働きをしています。
肝臓は再生力が強く、沈黙の臓器といわれ、
症状が出るころには肝疾患が進行している場合があります。
主な肝疾患
脂肪肝
アルコールの多量摂取や、糖質過多や運動不足などの生活習慣の乱れが原因で肝細胞の5%以上に脂肪がたまっている状態。 症状があることはまれで、腹部超音波検査で見つかる場合が多いです。
慢性肝炎
肝臓に炎症が起こり、肝臓の主な働きをしている肝細胞が長期間にわたって壊れた状態。 特有の症状はなく、肝機能の血液検査の異常で発見される場合が多いです。
肝硬変
肝炎ウイルスや脂肪肝などによる炎症が長期間にわたって続いた結果、肝臓が硬くなった状態(線維化)をいいます。 肝硬変が進行すると、浮腫・腹水・黄疸(皮膚や目が黄色くなる)などの症状がみられます。肝臓の 硬さは、超音波装置を用いた硬度測定やMRIで調べることができます。肝臓に針を刺す肝生検が必要な場合もあります。
肝がん
肝臓にできるがんの総称です。 脂肪肝、慢性肝炎、肝硬変などの病気を伴っていることが多くあります。黄疸、むくみ、かゆみ、だるさや倦怠感けんたいかんなどの症状があらわれることがあります。また、肝細胞がんが進行した場合は、腹部にしこりや圧迫感、痛みがあらわれることがあります。 肝細胞がんが疑われたときや定期的に受ける超音波(エコー)検査でしこりが見つかった場合、腫瘍マーカーの値が上昇した場合などには、CT検査かMRI検査による画像検査を受けます。
原因は何があるの?
肝疾患の原因には、肝炎ウイルスが原因の場合と、ウイルス以外が原因の場合
(アルコール、薬剤性、免疫の異常、肥満、ストレス、生活習慣の乱れ等)が
あります。

肝疾患の進行例
脂肪肝は、脂肪性肝炎、肝硬変、肝がんなどの肝疾患へ進行することもあります。そのため、「脂肪がたまっているだけ」と放置せず、改善が重要となります。
近年、肝がんの原因として脂肪肝が増加しています。
正常な肝細胞が十分に残っている代償性肝硬変ではほぼ無症状ですが、
肝細胞の多くが壊れてしまった非代償性肝硬変は日常の生活を送るための
肝臓の機能が維持できない状態です。
放っておくと合併症や肝がんになる可能性があります。
重度の肝硬変の場合は肝臓の移植が必要になることもあります。

線維化、肝硬変へと進行する前の早い段階で発見し、
生活改善等を行うことで、肝機能の改善が見込まれます。
肝臓の検査は何があるの?
早期発見のためには、様々なマーカー等を組み合わせて総合的に評価することが
重要です。
肝臓の炎症を見る
血液検査
(ALT、AST、γGTP等)
肝臓の働きを見る
血液検査
(TP、ALB、PT等)
肝炎ウイルスの有無
血液検査
(肝炎ウイルスマーカー)
肝臓の腫瘍を見る
血液検査
(腫瘍マーカー)
肝臓の状態を見る
腹部超音波検査
肝臓の硬さを見る
血液検査
(Fib4-index、肝線維化マーカー)
肝臓の詳細な状態を見る
腹部CT検査、
腹部MRI検査
肝疾患の予防法は?
肝臓は再生力の強い臓器であることから、早い段階で肝臓の異常を発見できると、
生活習慣等の改善や治療により、肝機能の改善ができ、肝硬変、肝がんの予防が
期待できます。
また、節度のある飲酒、バランスのよい食事、身体活動、適正な体形の維持といった
健康的な生活を心がけることが重要です。
例えば、脂肪分や糖分が多い食品を控え、バランスの良い食事を摂ることで、
肝臓への負担を軽減できます。
運動により体重を減少させ、肝臓の脂肪を減らすことが可能です。
1日30分以上の有酸素運動を継続することで脂肪肝が改善したという報告があります。
さらに、お酒の量を控えること(1日あたり日本酒にして1合、ビールなら中びん1本程度まで)が大切です。
定期的な検査を受けることも重要です。


HepaSign肝疾患リスク検査とは?
どんな検査?
血液で現在の肝疾患(肝臓の病気)のリスクを評価できる検査です。
肝疾患のリスクを3段階で評価します。

何を測っているの?


この検査では、血液に含まれるCK(サイトケラチン)‐18の断片(CK-18F)を測定しています。
CK-18は、肝臓のタンパク質の5%を占め、ダメージを受けた肝細胞が壊れ ると、CK-18が切断され、その断片が血液中に放出されることが知られています。

通常の健康診断の検査だけではだめなの?

肝臓は、沈黙の臓器といわれることから、肝炎が進行していても
自覚症状がないこともあります。
また検査値の基準値内でも肝炎が進行している場合もあります。
肝臓の検査にはたくさんの種類がありますが、それぞれ測定している物質・機序が異なるので、様々な検査を組み合わせて総合的に確認することが必要です。
肝疾患のリスクが分かると?

結果の評価コメントを記載した専用の結果報告書を医療機関よりお渡しします。
現在の肝疾患のリスクを知ることで、生活習慣の改善や二次検査の受診など、
自分に合った対策が分かります。
※本検査は、受検者様自身が生活習慣の改善や受診を行うかを判断するための参考となる情報を提供するものであり、肝臓の病気の疾患・発症に関する医学的な診断や助言を行う検査ではなく、医師の診断や助言を代替するものではございません。
検査の流れは?
1.医療機関へ予約
下の検査を受検できる医療機関を探すより
お選びいただき、ご予約ください。
2.採血
医療機関で本検査用に
約5mL採血します。
3.検査結果
医療機関より専用報告書を
お渡しします。